ラブラドールの飼い方ガイド
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飼い主ラブラドールの散歩時間の目安はどれくらい?
うず inun_po



成犬で1日60〜120分が目安だよ。
とはいえ、「歩いた時間」だけを基準にしてしまうのも、ちょっと違います。
大事なのは、愛犬がちゃんと満足できているかどうか。
この記事では、時間の目安は押さえつつ、犬が満足する「質のいい散歩の作り方」をくわしく解説していきます。
愛犬も飼い主も無理せず楽しく続けられる散歩習慣が作れるようになるので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
この記事でわかること


「今の散歩時間で合ってる?」
ラブラドールの散歩時間って、イマイチ正解がわかりにくいですよね。
愛犬に合った散歩時間の見つけ方を解説していきます。
ラブラドールはもともと作業犬。
その名残もあって、やっぱり運動量はしっかり必要なタイプです。
研究や盲導犬協会の基準でも、成犬なら1日1時間以上は必要(※)とされていて、他の大型犬と比べても十分な時間をとってあげたい犬種です。
ただ、「今日はまだ60分いってないからもう少し歩かせないと…」みたいな義務感に縛られすぎると、ちょっとしんどくなります。
その日の体調とか、歩き方とか、ちょっとした表情とか。
そういう小さな変化を見ながら、60〜120分をひとつの目安にして、調整していくのがポイントです。
※参考:キャリアチェンジ犬飼育ボランティア | 日本盲導犬協会
犬も人と同じで、年齢によって体の状態が全然違います。
だから散歩も、「ずっと同じ」ではいけません。
子犬って元気いっぱいで、「もっと遊ばせてあげたいな」って思ってしまいがちです。
でもこの時期、関節や骨はまだ発達途中。
やりすぎると、関節トラブルにつながるので要注意です。
最初は10〜20分くらいからスタートして、月齢に合わせて少しずつ増やしていきます。
うちのラブラドールはこんな感じでした。
| 月齢 | 1日の散歩量 |
|---|---|
| 3か月 | 20分×2回 |
| 4・5・6か月 | 20〜30分×2回 |
| 7・8か月 | 40分×2回 |
| 9か月 | 40〜50分×2回 |
| 10・11か月 | 50〜60分×2回 |
このころはまだ「散歩ごっこ」の段階。
「しっかり運動する」というより、「ちゃんと散歩する」がテーマです。
この時期は、とにかく体力があります。
発散できないとちょっと大変です。
1〜2時間を目安にしつつ、ただ歩くだけじゃなくて、運動も積極的に取り入れた方がベター。
ドッグランで走ったり、ボール遊びをしたり、プールで泳いだりと、とにかく思いっきりエネルギーを発散させます。
年齢を重ねてくると、関節や心肺への負担も気になってきます。
1日の目安は30〜60分くらい。
12歳になったうちのラブラドールは、1回10〜30分程度でゆっくり歩いています。
大事なのは「どう過ごしたか」です。
その子のペースを優先しつつ、歩く距離より、においを楽しんで気分転換することを大切にしてあげてください。
長く歩けば満足するかというと、そうでもないのが犬の面白いところ。
ただ歩くよりも、「体を動かしながら脳も使えたか」という質が重要です。
その代表が、におい嗅ぎ。
散歩中にクンクンしてなかなか進まないと、「もっと急いで~」なんて思ってしまいますが、あれ、犬にとってはかなり大事な時間です。
情報収集でもあり、脳をしっかり使う行動でもあります。
短時間でも、満足度アップになるので、しっかりクンクンさせてあげたいですね。
プラスして、性格によっても「質を高める散歩」のスタイルは変わります。



同じラブラドールでも、散歩スタイルはけっこう違うんだよ。
散歩が適切だったかどうか。チェックも大事です。
帰ってきた後の様子を見るのがいちばん分かりやすいです。
愛犬(11か月のころ)のちょうどいいサイン。
やんちゃ盛りだったけど、散歩後はこんな風にまったりしてました。


ちなみに、リードを引っ張るとか興奮しやすいとかは、単純に運動不足というより「若さゆえ」のことも多いです。
その場合は、時間を増やすより、しつけに力を入れた方が効果的です。
散歩内容を変えたあと、このような行動が増えたら「エネルギーが余ってる」証拠です。
ここまでくると、ちょっとやりすぎのサイン。
3歳のころの愛犬。
前日、ドッグランではしゃぎまくっていたせいか、翌日は散歩を拒否。
疲れていて休みたかったみたいです。




「散歩が足りてなさそう…だけど時間が取れない…」、反対に「散歩を嫌がってる…」。
こんなときの対処法を紹介していきます。
雨の日や、仕事でバタバタしている平日。
「散歩足りてないんだろうな…」と思う日、ありますよね。
そんなときは無理に外へ連れ出そうとしなくても大丈夫です。
ポイントは、「体」ではなく「頭」をほどよく疲れさせてあげること。
時間に余裕のある休日にしっかり動けば、ちゃんとバランスは取れます。
①ノーズワーク遊び
室内でできる嗅覚遊びは、想像以上に満足度が高いです。
おすすめは、
遊びとごほうびを同時に楽しめるのでおすすめです。
②室内トレーニング
「オスワリ」「フセ」など、いつものコマンドを使ったトレーニング。
トレーニングといっても、内容は飼い主とのコミュニケーションそのもの。
頭を使うゲームとごほうび(指示に答えて褒められる)が組み合わさり、精神的に心地よく疲れることができます。
③室内遊び
引っ張りっこやかくれんぼ、おもちゃ探し。
特別な道具がなくても、家の中で十分楽しめます。
うちのラブラドールは、じつは散歩よりもこの遊びの方が好き。エンドレスで遊びたがります。
④かむおもちゃ
ひたすらカミカミしているあの時間、ただ遊んでいるだけじゃなくて、ちゃんとリラックスにもつながっています。
わが家ではいろいろ試してきましたが、コング、シカの角、乾燥した牛骨などがおすすめです。


⑤ドッグラン活用
休日はちょっと思い切って、思いきり走れる場所へ。
全力で走って、ボールを追いかけて、他の犬とちょっとあいさつして。
平日→散歩+室内遊び、休日→思いっきり自由運動、でバランスを取ってあげると、大満足です。
逆に、「ちょっと頑張らせすぎてるかも?」と不安に感じている人もいるのではないでしょうか。
同時に、「歩かないと体に悪いかも…」、そんな心配もありますね。
そんなときは、距離を減らさず「中身」を変える意識が大切です。
身体運動を精神刺激へ置き換えて、犬の気分的な負担を減らし、散歩の楽しさアップを狙います。
散歩の楽しさアップ方法
無理やり散歩に引っ張り出すのは逆効果。
ラブラドールの「楽しい」を増やしてあげると、散歩への拒否感が薄れます。
| 方法 | 犬の気持ち |
|---|---|
| コースを変える | ここ初めて来た。ワクワクする |
| ゆっくり散歩+じっくりにおい嗅ぎ | 友だちワンコのにおいだ。気になる |
| トレーニング要素を加え、褒めてあげる | ほめられて、とってもうれしい |
シニア犬の散歩は楽しさ重視
シニア犬になると、筋力が低下し、歩くのがちょっとしんどくなります。
スピードを落として、嗅ぎ歩きや他の犬・人との交流など「歩くこと以外の楽しみ」を散歩の中心に。
関節に不安がある子は、土や芝生の上をゆっくり歩くだけでも、体への負担はかなり変わります。
夏の散歩は積極的に調整する
暑さで歩きたがらないときは、無理せず短時間に調整します。
パワフルなラブラドールは「暑さにも強そう」なイメージがありますが、じつはその反対。暑さに弱い犬種なのです。
運動不足の解消は、早朝や夕方以降の涼しい時間帯に変えたり、木陰の多い散歩コースに切り替えます。
暑さ対策の詳細は 【犬の暑さ対策 大丈夫?】大型犬を守る夏の散歩方法とグッズを紹介!を参考にしてください。
犬は感情伝染が強い動物です。
飼い主が「やらなければ」というプレッシャーを抱えたまま歩くと、その空気、伝わってしまいます。
散歩がお互いにとって苦痛な時間になってしまわないように、散歩を「自分にもメリットのある習慣」としてとらえ直すことが大事です。
メリットに切り替える5つの方法
音楽を楽しむ
好きな曲を流すだけで、散歩の義務感が軽くなるから不思議です。
歩くテンポと合うと、なんだか気持ちまで前向きになります。
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オーディオブックで学ぶ
私の散歩の楽しみはコレ。
ただ歩くだけの時間が、ちょっとした学びの時間に変わるのはお得感があります。
愛犬に「本の続きが気になるから、もうちょっと歩こうよ~」って頼むことも。
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思考整理・アイデア出し
スマホから離れて頭を整理する時間にする。
リズミカルな歩行は前頭葉を活性化させるため、散歩中はアイデアが浮かびやすいです。
トレーニングの時間として活用
歩調を合わせて歩かせたり、信号待ちでオスワリをさせたりと、トレーニング時間にまんま使えます。
ラブラドールの散歩時間について解説しました。
もう一度ポイントをおさらいすると:
散歩は義務ではなく、一緒に過ごす楽しい時間です。
愛犬にとっても、飼い主にとっても、心地いい時間を過ごせるように、ベストな形を見つけていくことが大事だったりします。