【犬の暑さ対策 大丈夫？】大型犬を守る夏の散歩方法とグッズを紹介！

この記事を読めば、犬を暑さから守り、夏を快適に過ごせるようになります。ぜひ最後まで読んでくださいね！

※本記事は信頼性の高い情報と私の経験をもとに執筆しています。

大型犬の暑さ対策ポイント

いつもは元気いっぱいのワンコでも、夏の暑い時期にはバテてしまいがちです。

厳しい日本の夏を乗り切るためにも、犬の暑さ対策はしっかりおこなっていきましょう。

押さえるべきポイントは以下の３点です。

その①暑さ対策は早めに始める

5 月の後半には、暑さによって体調を崩す犬が増え始めるからです。

ペット保険会社の調査でも、5月から熱中症の請求件数が増えてます。

引用：STOP熱中症プロジェクト|｜アニコム損害保険会社

その②犬の適温を知る

犬にとっての適温は18℃～26℃くらい。

暑い時期は23～27℃くらいが適温とされています。

ただし、環境や犬の特性・年齢などによって変化します。犬の様子を観察しながら適温を見つけましょう。

その③効果の高いクールグッズを使う

クールグッズは「なんちゃって」モノもわりと多いです。

冷却効果のないもので対策してしまうと、かえって暑くなってしまうことも。

商品の口コミなどをじっくり読んで、実際に冷却効果があるものだけを選びましょう。

大型犬は暑さが苦手

大型犬は暑さに弱い犬種が多いです。

ペット保険による熱中症の発生調査では、上位5位にバーニーズマウンテンドッグ、秋田犬、ラブラドールレトリバー、ゴールデンレトリバーが入っています。

参考：「犬の熱中症週間予報」配信開始！｜ アニコム損害保険会社

暑さが苦手な理由：寒い国出身だから

大型犬が暑さに弱い大きな理由は、寒い国で生まれたからです。

犬種	原産国
ゴールデンレトリーバー	イギリス
ラブラドールレトリーバー	カナダ（ニューファンドランド島）
シベリアンハスキー	ロシア
バーニーズマウンテンドッグ	スイス
ボルゾイ	ロシア
ジャーマンシェパード	ドイツ
ボルゾイ	ロシア

出典：世界の統計　世界地図｜ 総務省統計局

多くの大型犬の原産地は北海道よりも北にあり、気温が低い地域です。

そのため、大型犬は寒さには比較的強いですが、暑さには苦手な傾向があるのです。

暑さが苦手な理由：活動的だから

さらに暑さが苦手な理由として、「活動的で遊びたがり」な犬種が多いというのもあります。

体よりも遊びを優先させてしまい、結果的に熱中症や夏バテになってしまうのです。

うちのワンコは遊ぶのが大好きなラブラドール。

ドッグランに連れて行くときは、気温が低い日や時間を選んでいます。

犬が暑がっているサインをいち早くキャッチしたい人は「犬が暑い時のサインと対処方法」の記事を参考にしてくださいね。

【散歩】大型犬の暑さ対策とグッズ

散歩の暑さ対策は超重要です。「熱中症」や「肉球のやけど」を防ぐためにも以下の対策をおすすめします。

散歩スケジュールの変更

散歩スケジュールを夏バージョンに変更しましょう。変更点は「開始時間」と「距離」です。

開始時間

気温が28℃以上になる時間帯は避けましょう。

朝はなるべく早く、夕方は地面の熱が下がるころに出発できればベスト。

開始時間の変更は、2週間くらいかけて行うとよいでしょう。

距離

歩く距離は短くしましょう。

運動不足を気にしなくても大丈夫。年間を通してそれなりに歩いていれば問題ありません。

ワンコが物足りなりなそうにしてるなら、ドッグランを利用してもGOOD！

日が暮れたドッグランには大型犬がたくさん集っていることが多く、ワンコも喜びます。

ただし、走りすぎてバテてしまわないようにときどき休憩はとらせましょう。

暑さ対策グッズの活用

夏に重宝するお散歩アイテムを紹介します。上手に使って暑さからワンコを守りましょう。

ファン付きベスト

散歩大好きなワンコなら、冷却アイテムを使って体温が上がらない工夫をしましょう。

冷却効果が高いおすすめベスト

携帯用水飲み

ワンコが暑くて辛そう！なときのために、水飲みを携帯しておくと安心です。

大型犬にピッタリサイズの携帯用水飲み

首輪型ライト

暑さ対策グッズではありませんが、日が暮れたあとの散歩に必要です。

とくに黒いワンコは見えにくいので遠くからでもよく見えるライトを選びましょう。

視認性バツグンのおすすめ首輪

【室内】大型犬の暑さ対策とグッズ

室内の暑さ対策は次の4点。

1 つずつ説明します。

夏用ベッドを用意する

一般的に、犬用のベッドはフカフカと厚みがあるものが大半。

しかし、夏場の暑い時期にはクッション材に熱がこもりがちです。

ベッドで寝るのが好きなワンコであれば、熱がこもらない通気性の良いベッドに変えましょう。

通気性バツグンなおすすめベッド

冷却スペースを用意する

ベッドとは別に、体を冷やすためのスペースも必要です。

散歩から帰ったあと、すぐに体を冷やせるように冷却マットを敷いておきましょう。

8年愛用！ヒンヤリが続くおすすめ冷却マット

温度計を置く

「エアコンで適温に設定してるから大丈夫！ 」では危険です。

実際の室温とはだいぶ違っていてビックリ！なんてこともアリです。温度計で管理すると安心です。

高精度で安心なおすすめ温湿度計

床の上を片づける

暑くなると、ワンコは部屋中をウロウロし、涼しいところを探し始めます。

意外なところでスヤスヤ寝ていたりするので、涼しい場所はワンコ本人に見つけさせるのがベストです。

床にはモノを置かないようにし、ワンコの探索を邪魔しないようにしましょう。

【外遊び】大型犬の暑さ対策とグッズ

ドッグランやハイキングなど、暑い時間帯に長時間遊ぶときは、万全の対策が必要です。

とくに活動的な犬種は要注意！

以下を参考にしっかり対策してください。

具体的に解説します。

大型犬用クールベストの着用

冷却効果が高いウェアを着せましょう。

「冷感」効果のものはダメですよ。（触るとひんやり感じるだけなので）

冷却効果が高いおすすめクールベスト

靴の着用

長時間コンクリートや岩の上を歩かなければいけないときは、靴を履かせて肉球をやけどから守りましょう。

とくに水遊びの後は肉球が柔らかくなり怪我をしやすくなっています。

水遊びをしてからハイキングを楽しむときは、靴があると安心です。

丈夫で歩きやすいおすすめのドッグブーツ

日陰の確保

ドッグランに行ったときは、まず日陰があるのかチェックしましょう。

犬が体を冷やすための休憩場所になるからです。日影がないようだったら長居は避けたほうが吉。

直接、地面に触れて冷たさも確認しておくとなおGOODです。

飲み水の確保

タップリの水を用意しましょう。

外で遊ぶときは呼吸や排尿の回数が増え、いつも以上に水分がたくさん出ていくからです。

体内の水分が減ると、体温調整や呼吸、消化機能に悪い影響が出てしまいます。

大きな水飲みボウルに水を入れて、好きなだけ飲ませましょう。

帰りの車でクールダウン

帰りの車の中では、すみやかに体が冷やせるような環境を整えておきましょう。

体温が上がった状態を長引かせないようにしたいからです。

といった対策がおすすめです。

まとめ：犬の暑さ対策は散歩とグッズで万全に！

犬の暑さ対策について解説しました。

あらためて、まとめると以下の通り。

しっかり暑さ対策をして、ワンコと楽しい夏を過ごしましょう！

大型犬との暮らし#ラブラドールレトリバー#レトリバー